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空間イメージに合った植物装飾にアーティフィシャル(造花)を。
札幌市清田区某所のステキなお家。
バイク・革・ヴィンテージ・アンティークなどなど
好きなものをたくさん詰め込んだ秘密基地のような空間に
フェイクグリーンを飾ってほしい というご依頼に、
初めは少し躊躇しました。
というのも、生の花や植物を
お庭でお手入れされながら綺麗に育てているご依頼主様。。。
私でお役に立てるかなー?なんて思いながら、
打ち合わせに伺いました。
どこもかしこもカッコイイ☆
前の日のイベントに持って行ったフェイクグリーンが
車にそのまま積んであったので、
試しにぶら下げてみたら・・・
ぉお?! いい感じ♪
ということで、
ためらうことなく準備を進めて
装飾させていただきました。
光と影の演出
白熱球の照明がバランスよく配置され、
光の演出で雰囲気作りされていたのですが、
この光がフェイクグリーンに
思わぬ効果をもたらしてくれました。
ダーク色の深みを増したのはもちろん、
影を下に落とすのではなくて
電球の灯が上に伸ばしてくれました。
ぶら下げた分、圧迫感を感じてもおかしくないのに
反響して天井に影が伸びるから、
天井が高く感じるように思えました。
そして色味も増すせいか、
明るくなったようにも感じました。
後日、再度ご依頼いただいて
こちらに追いフェイクをしてボリュームアップしたら、
断然追加した方がステキになりました~☆
繊細さ
天井にフェイクを張り巡らしていくのは今回初めての経験で、
間違って落として下にあるものを傷つけたり壊したりなんかしても
弁償できっこない高価そうなものばかり並んでいて、
緊張感のある作業。
思いのほか時間がかかってしまい、
年末のお忙しい時期に長居してしまって
本当に申し訳なかったなーと反省しました。
ご依頼主は大きな構造物を設計されているだけあって、
ピンポイントで捉えがちな装飾を
全体の仕上がりイメージから逆算するように組み立てて考えて
私に伝えてくださり、
そこに繊細な発想がちゃんと活きている と、
そう感じ取れるご依頼内容でした。
まだまだ経験の浅いディスプレイのお仕事を
ただご依頼いただいただけでなく、
今回も自分なりに
たくさん学ばせていただくことができました。
なんてことのない、
誰かに何かを教えてる訳でもない私のことを
「先生」と呼んでくださるお気遣いや、
心温かい優しさ。
最後にガッチリ交わした握手で、
かっこいいアニキから
器の大きさを少しでも吸収できてるといいな~。
・・・いや、
私なんてまだまだ大さじ1杯ぐらいだな~w
あの子のおかげ
お庭では生の植物を、
ガレージショップではフェイクグリーンを。
そんな共存を楽しんでいただけることを
嬉しくもあり、
うらやましくもあり、
憧れでもあり。
脇役のはずのフェイクグリーンを
こんなに活かしてもらえる場所に飾り付けさせてもらえて、
とても楽しいお仕事でした。
一目惚れしたランディちゃんがくれたご縁、
心より感謝でございます(*´ω`*)
※個人情報も含むため、場所は内緒にしておきます。
生花を扱わないお花屋さん seven’s FLOWER(セブンズフラワー)